●121　空軍勇士　くうぐんゆうし　〇みをこうもうのかろきにおきて

　表題：空軍勇士
　読み：くうぐんゆうし

　収録：(A)軍國唱歌集伴奏樂譜 大日本作曲家協會編 共益商社 1938(S.13).12.19=初 ◎Copy=(K28)

　記譜：単声（伴奏付き）　ハ長調　4/4

　インチピット：ソラソファミレド｜ドレドシラドゾ｜

　曲：平岡均之(1901-1976)
　詞：犬童球渓

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［詞］　※軍國唱歌集より

１．身を鴻毛（こうまう）の輕（かる）きにおきて　爆音高く飛び立つ將士（しゃうし）
　　生きて還（かへ）らぬ覺悟も堅く　向ふは何處（いづこ）深き敵地
　　あゝ壯絶（そうぜつ）空軍勇士

２．雲間をわけて見下ろす彼方　右往左往と逃げ散る敵を
　　うつや爆弾心のままに　天柱（てんちゅう）くだけ地軸裂くる
　　あゝ快絶（くゎいぜつ）空軍勇士

３．或（あるひ）は僚友敵地に救ひ　或は燃ゆる愛機を抱き
　　たのめる敵の要所を撃つて　其身諸共（もろとも）ちぢに砕く
　　あゝ凄絶（せいぜつ）空軍勇士

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